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漢方相談-アトピー性皮膚炎

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アトピー性皮膚炎
 アトピー性皮膚炎の原因と症状

アトピー性皮膚炎は、皮膚の皮脂膜やセラミドなどが不足し、保湿やバリア機能が弱まっている状態です。そのため、埃やダニ、細菌など異物(アレルゲン)や紫外線といった刺激が体内に入り易く、更に過敏な体質と重なってアレルギー反応を起こすのです。
本人または家族が気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎、結膜炎などアレルギー性疾患を持っている。免疫蛋白の数値(IgE)が高い。
症状は、顔や首、手足の関節部分を中心に赤み、ブツブツ、カサカサ、或いは汁が出る。慢性的、或いはよくなってもまた繰り返す。

 アトピー性皮膚炎と目の病気

アトピー性皮膚炎は、白内障を伴うことがあります。
原因はいくつかあります。水晶体は発生学的に皮膚細胞と同じ分類に入るため、アトピー性皮膚炎の方が同時に白内障がかかるケースが少なくない。顔や瞼の痒みでたたいたりすることが誘因になります。ステロイド薬の副作用説もあります。

 アトピー性皮膚炎と漢方

皮膚表面に赤み、ブツブツ、ジュクジュク、汁が出るなどの症状を中国漢方で”湿熱”と呼びます。それを体内から駆除するために、皮膚に発生した過剰なアレルギー反応及び炎症を抑える効果のある漢方薬を使います。慢性的なアトピー性皮膚炎は、皮膚のカサカサ、皮がむける、フケ、皮膚の肥厚などの症状が中心ですが、これらの症状を中国漢方で”血虚風燥”と呼びます。皮膚の栄養不足、皮脂膜を作る力の不足のことです、養血潤膚の漢方薬を使います。具体的には

ジュクジュク型
漢方薬: 消風散・菌陳蒿湯・十味敗毒散・竜胆瀉肝湯

カサカサ型
漢方薬: 当帰飲子・温清飲


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