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生活習慣病-狭心症

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狭心症

心臓に酸素や栄養素を運んでいる冠動脈に動脈硬化が起こると、血管狭窄で心臓の血流量が減るため、運動時に胸の痛み、胸の圧迫感や息苦しさを感じることがあります、これが狭心症です。狭心症は、生活習慣病の一種です。

 狭心症の原因と症状

狭心症の原因血管狭窄です。血管狭窄は、糖尿病高脂血症高血圧などに引き続いて起こる動脈硬化から起ったのです。血管けいれんも血管狭窄の原因となります。 胸の痛みや圧迫感などの症状があります。

 狭心症と漢方

中医学では、心を通る血管(血脈)に、発病因子(気滞、お血、痰湿)によって滋養(気、血、津液、精)の流れが停滞、不足すると、胸痛が起こると考えます。 複数の漢方薬は、心臓を通る動脈を拡張、コレステロール血栓を取り除き、高くなった血液粘度を下げ、血管の弾力を回復、脈拍を正常にするなど作用が持っています。さらに、老化やダメジを受けた心筋細胞を修復して、心臓の機能を高める効果があります。このような漢方薬は、丹参、川きゅう、紅花、党参、四物湯などです。

痰湿中阻
症状: 重苦しい胸の痛み、痰が多い、弦をピンと張ったような脈や、玉をころがすように速い脈があり、白くベタッとした厚い舌苔が伴う
漢方薬: 加味温胆湯・冠脉通塞丸

お血気滞
症状: 胸がシクシクと脹ったように痛んだり、重苦しくなってため息をつくようになり、情緒の変化が強くなると胸の痛みが起こります。また、胸の脇が脹って痛み、下腹部の痛みや生殖器の異常があり、舌に赤紫色の斑点が見られる、糸のように細い弦を張ったような脈をふれます
漢方薬: 冠脉通塞丸・加味逍遥散

肝腎陰虚
症状: ふらつき、胸痛、耳鳴り、顔面の紅潮、口が苦、舌は深い紅色、苔は少ないか剥げてしまいます。脈は細く緊張し、脈拍数が多くなります。
漢方薬: 六味丸・知柏地黄丸・杞菊地黄丸・冠脉通塞丸


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